ジーコ、久保再招集のワケ…W杯メンバー緊急再編

http://www.zakzak.co.jp/spo/2005_12/s2005121204.html

年の瀬に向けてジーコジャパンも慌しくなってきた。W杯のメンバーが緊急再編される。サッカーW杯1次リーグ抽選会を終えたジーコ監督は、「1月の合宿には23人。そして久保の招集を考えている」と明言して、母国ブラジルへ帰国の途についた。ドイツ大会は最終登録がこれまでより2週間以上も早まり、5月15日に予定されている。23人はW杯本大会への最終エントリーメンバーなのだ。

足の故障で長期離脱中のFW久保竜彦が、日本代表に復帰する。

ジーコ監督と、久保が所属する横浜F・マリノスは、「招集方法」をめぐって対立。「もう2度と久保の代表復帰はない」というのが定説になっていた。

だが、今回初めてジーコ監督の口から「久保」の名前が出た。大黒将志(G大阪)のフランス移籍や玉田圭司(柏)のJ2陥落で、年が明ければFW陣の再編が急務な上に、ドイツ大会の勝敗決定方法の変更が国際サッカー連盟(FIFA)で検討されていることが明らかになったからだ。

これまでのW杯1次リーグでは、同じ勝敗になった場合は得失点差で順位を決めていたが、「総得点制」に変更されることになりそうなのだ。ドイツ大会ではより多くのゴールが求められるわけで、もはや「慢性の病気」以外の何ものでもないFWの決定力不足が続く日本代表にとって、これは一大事。

そんな中、久保の得点力は欧州でも実証済み。昨年親善試合を行ったイングランド代表エリクソン監督からも、「あのFWなら十分欧州でやれる」とお墨付きをもらっており、本大会への切り札になる。また、「故障が多くてもオレが監督でも、久保は復帰させる」(川淵キャプテン)と待望論も久しい。

久保だけではない。「総得点制」に変更されれば、無駄な失点も許されない。そこで、もう一つ検討されているのが横浜DF松田直樹の復帰。02年W杯で主将を務めた松田は、ジーコ監督の起用法に疑問を訴えたため、昨年末から招集されていない。しかし、このほど『和解』が成立というのだ。

ところで、ジーコ監督はドイツW杯でブラジルと同組になったことから母国でも取材が殺到。「これで年末年始の休暇もすべて消えてしまった」と苦笑い。W杯メンバー23人は「もう頭に入っている」とも。どうやら最後のサプライズは、久保と松田の復帰になりそうである。

先日の天皇杯でも久保は途中出場で2ゴールですから、自分も含め国民の彼への期待は大きいですよ。
クラブでろくに出場できていないのに代表では必ずレギュラーな人よりもねw
それと松田も復帰ですか?でもZAKZAKのニュースは信用はできない・・・多分ウソでしょうな。
でもやはり松田は必要でしょう。オーストラリア、クロアチアと戦うには必ず。
ハッキリ言って3バックでも4バックでも大きな穴なのは宮本です。1対1で勝てないのは言わがずともですし、ラインコントロールも上手くいっていない現状で彼をディフェンスのファーストチョイスにするのは危険だろうと。
だからもし彼が復帰できたら嬉しい限りです。そうすれば中田も守備に戻る機会が減って積極的な攻撃ができるんじゃないでしょうか。


ちなみに自分が3バックで理想だと思っているのは左から中澤、阿部勇、松田の3人。
4バックでは左から三浦淳、中澤、松田、田中隼(徳永)の4人です。